☆★☆★コロナ禍で迎える震災10年目・・いまできることを☆★☆★
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あれから10年・・
東日本大震災
2011年3月11日金曜日、午後2時46分。三陸沖を震源とする国内観測史上最大規模のマグニチュード9.0の地震が発生した。東北や北関東を中心に最大震度7、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉の8県で震度6弱以上を観測。その直後に福島県相馬市で9.3メートル以上、宮城県石巻市で8.6メートル以上、岩手県宮古市では8.5メートルの高さとなる大規模な津波が広範囲にわたって沿岸部に押し寄せた。災害関連死を含めてこれまでの死者は、1万9747人、行方不明者は2556人、全壊した住家被害は12万2005戸に上った(21年3月1日現在)。発災直後の避難者は約47万人。仮設住宅などの入居者は最大で約12万4000戸に及んだ。
その後、避難者数は21年2月8日現在で約4万人、仮設住宅の入居戸数は21年3月までに931戸に減った。復興庁によると、被災地の住宅再建、防災集団移転、区画整理など「まちづくり」に関わる事業は、2018年度までにほぼ終了した。不通になっていたJR常磐線は、20年3月14日に全線開通した。また、復興道路(三陸沿岸道路)・復興支援道路(宮古盛岡横断道路、東北横断自動車道釜石秋田線、東北中央自動車道)が21年中に全線で開通する予定になっており、交通インフラも整備される。

編集者より
あれから10年・・復興への道は確実に前に進んでおりますが、いまだに故郷に帰ることが出来ない人々は4万ににも及び、まだまだ復興への道は、道半ばの状況です。
そして、この2020,2021年は新型コロナウイルスという目には見えないものに、世界中が、命を、生活を、奪われました。目には見えないけれど確実にこの世界を蝕み、人々の心の中にも脅威を与え続けています。
その脅威は、大学生・高校生のかけがえのない青春時代にも、大きな影を落としました。
目標である大会、試合の機会をことごとく奪われ、その「目標」を失うだげでなく、日ごろの部活動の機会さえも奪われる結果となりました。


コロナ禍でも我が日体大少林寺拳法部は、心を折ることなく、「今できることを」確実に積み上げております。
現在は「安心・安全」を最優先にしながら、ガイドラインに則って、少しずつではありますが、一歩ずつ前進しております。
※密にならないように、強制換気を行いながら、部員を班編成し、各班で時間交代制で稽古を積み上げております。

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日々頑張っている現役へ・・差し入れ!!(25代佐藤先輩からです!!)
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武道の指導の基本は「面受面受」ではありますが、「今できる」オンラインでの稽古も併用をしながら日々稽古をしております。zoom活用し、一年生を中心に編集者(福家)も指導をさせていただいております。
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編集後記
久しぶりの投稿となりました。年頭のご挨拶も出来ず大変失礼しました。
今年最初の記事が、コロナ禍の記事にせざるを得ないことは大変残念なことではありますが、日体大少林寺拳法部は、不撓不屈、しっかりと前を向いております。

「今、私たちにできることは」
今、与えられた環境・状況の中で「生かされている」ことを自覚し、それぞれが懸命に生きること!そして、日々、生かされ、大きな試練の中でもこのように生活でき、仕事や勉強や、好きなことが出来ることに感謝し、毎日丁寧に、そして一生懸命生きていくことが大切ではないでしょうか?
そして今こそ少林寺拳法の目標である「自己確立」「自他共楽」の教えがこころに沁みてきます。「半ばは己の幸せを、半ばは他人の幸せを」の教えを、日々それぞれの場面で、それぞれのやり方で実践していくことが大切だと考えます。
あの時、感じた思いをを忘れない・・!



文責 福家