☆★☆★2017 東日本,熊本・大分地震復興支援 東京都少林寺拳法大会 IN 東京武道館☆★☆★
平成29年7月16日(日) 於 東京武道館 アリーナ
「2017年私たちが考えること・できること」
東日本大、熊本・大分地震復興支援で「私たちに出来ること」と「今後」のために何ができるか?
2011年3月11日の東日本大震災が忘れられかけた時、2016年4月14日熊本地震が起こりました。ともに我々の住む東京の地からは、離れた場所での自然災害です。そのたびにボランティア、募金・被災地の物品購入等、日本人の連帯感・互助精神といった特質が発揮され、多くの美談がうまれています。
少林寺拳法が、後手必勝の護身術を標榜する由縁は、自らは攻めない(自然破壊を含む)姿勢で、地球に、そこに住む全ての人々に(感謝し受け入れる心構えで)対する事を、日々の技術修練と精神修養、日常生活を通じて、生涯修行をしていくことにほかなりません。
東日本大震災後、復興にむけた被災地の取り組みと、周りの支援という意味で、「災後」という言葉使われるようになりました。今は、防災準備・意識の涵養について「災前」ということが重要になってきています。
最善(災前)の備えをもって平凡な日常の幸せを追求する、隣人の悲しみは共有し助け合う、創始者の祖国復興にかけた思いは、人のつながり「自他共楽」の理想として今後も実践されていかなければなりません。
2017年少林寺拳法は、創始70周年、東京進出60周年を迎えました。風化させてはいけないもの、語り継いでいかなくてはならないもの、継承と、発展を誓う節目の東京都大会を全員で成功させましょう
実行委員会(抜粋)
今回の大会も東日本、熊本・大分地震復興支援の大会として行われ、11月に大分県で行われる全国大会の選考会を兼ねた大会でした。中学・高校連盟、学生連盟、実業団、一般道場全ての拳士が、大分に向けて出場権を獲得するために一堂に会しました
審判会議は朝8時30分より約1時間、入念に行われました。審判団は100名を超える大きな大会です。
まずは「鎮魂行」から
打棒は全日本学生連盟の委員長を務める4年 宇野真里奈です。
そして出場拳士全員での準備運動・基本稽古です
いよいよ競技の開始です
各コートで日体大の現役・OB・OGが大活躍いたしました
そしてOBの多養・久保も杉並永福道院から出場して健闘しました
少林寺拳法特有の競技だと思います。親子の部では親子で、演武競技を行います。
この他に、夫婦の部、や障碍者の部などさまざまなカテゴリーがあります。
多くの拳士が 老若男女、様々なレベル・指向で、少林寺拳法の技法を楽しみます。
2ラウンドでは、運用法(防具を着けて相手と自由に攻防し、有効打を争う)のこのコートに立つためには厳しい予選を勝ち抜かなければなりません。気持ちと気持ちのぶつかり合いが見られ迫力のある種目です
編集者(福家)は演武競技の主審をのほかに男子運用法レフリーを務めさせていただきました
最後は必ずお互いに健闘を称え合います。
デモンストレーションも大いに会場が盛り上がります
まずは東京錫杖研究会による錫杖演武披露
つぎに富士見丘高校の書道部による書道デモンストレーション
成績発表・表彰式
●○●日体大関係成績一覧○●○●
OB・OG
一般男子五段以上の部
第3位 羽生智彦(51代)
一般男子四段の部
第3位 久保風悟(47代)・多養亮平(47代)
男子マスターズ
第2位 荒井英俊(24代)
現役
大学生男子有段の部
第2位 東凌太郎 石橋侑己
第6位 川本響太郎 佐藤伸
本戦出場 上野裕樹 大重雄基
大学生女子有段の部
3位 浮田かんな 真野礼華
大学生男女有段の部
本戦出場 諏訪部詠次 上原茉奈
一般団体の部
第5位 上野裕樹 諏訪部詠次 東凌太郎 浮田かんな 上原茉奈 真野礼華 望月風歌 石橋侑己
世界大会メンバー以外の部員が今回の東京都大会に出場し健闘しました!!
表彰式終了後、7月29日・30日に行われる世界大会の壮行会が行われました。昨年のオールジャパンで日本代表になった多くの日体大の部員が演武披露を行いました。
会場の拳士から激励の拍手が送られました!!
編集者特権で・・
わたしが指導している清瀬高校少林寺拳法部の女子が高校生の部で優勝、3位、5位入賞、男子が3位、6位入賞です
お疲れ様!・・故 大屋先生が楽しみにしていた大会後の反省会もしっかりと同じ店、同じ席で行われました
編集後記
今回の東京都大会も、1500名ほどの出場選手が一堂に会し、観客席の入場券もすぐに完売の状況でありました。少子化が叫ばれる中、小学校入学前の子どもたちから中学生まで、年少部が多く参加し、気合の入った演武をしている姿は、これからの少林寺拳法には明るい将来があると確信いたしました。
今回の大会は、世界大会がすぐに控えているため、世界大会メンバー以外を中心としてエントリーしました。世界大会との調整も難しい中で、よく頑張ってくれました。
しかし、課題を見つけることができた大会でもありました。ほかの学生にも言えることですが、基本動作の足捌きや、身体全体での突き、蹴り、受け、投げる力が少し落ちてきているように思えます。審判団からも「学生のレベルが落ちてない?」との言葉がでました。
地道な基本稽古をしっかりと積み重ねて、王者日体大の伝統を継続していってもらいたいと思います。そして、持てる力をしっかりと本番に合わせて出し切れることが本当の絶対王者になるための条件になります。すぐに世界大会があり、11月には全日本学生と大きな大会が控えています。9月初旬にある夏季合宿をしっかりと乗り越えて照準を合わせてもらいたいと思います。
また、最近卒業した若いOB・OGが、忙しい仕事の合間に時間を作り、練習を行い大会出場をしています。仕事と競技の両立には、強い精神力が必要だと思いますが、細くてもいいので、長く少林寺拳法を続けてもらいたいものです。生涯の修行として少林寺拳法を続けていくことがOB・OGたちの人生にとって財産になると確信しています。
つぎは世界大会での日体大の活躍の様子をお伝えします
文責 福家
平成29年7月16日(日) 於 東京武道館 アリーナ
「2017年私たちが考えること・できること」
東日本大、熊本・大分地震復興支援で「私たちに出来ること」と「今後」のために何ができるか?
2011年3月11日の東日本大震災が忘れられかけた時、2016年4月14日熊本地震が起こりました。ともに我々の住む東京の地からは、離れた場所での自然災害です。そのたびにボランティア、募金・被災地の物品購入等、日本人の連帯感・互助精神といった特質が発揮され、多くの美談がうまれています。
少林寺拳法が、後手必勝の護身術を標榜する由縁は、自らは攻めない(自然破壊を含む)姿勢で、地球に、そこに住む全ての人々に(感謝し受け入れる心構えで)対する事を、日々の技術修練と精神修養、日常生活を通じて、生涯修行をしていくことにほかなりません。
東日本大震災後、復興にむけた被災地の取り組みと、周りの支援という意味で、「災後」という言葉使われるようになりました。今は、防災準備・意識の涵養について「災前」ということが重要になってきています。
最善(災前)の備えをもって平凡な日常の幸せを追求する、隣人の悲しみは共有し助け合う、創始者の祖国復興にかけた思いは、人のつながり「自他共楽」の理想として今後も実践されていかなければなりません。
2017年少林寺拳法は、創始70周年、東京進出60周年を迎えました。風化させてはいけないもの、語り継いでいかなくてはならないもの、継承と、発展を誓う節目の東京都大会を全員で成功させましょう
実行委員会(抜粋)
今回の大会も東日本、熊本・大分地震復興支援の大会として行われ、11月に大分県で行われる全国大会の選考会を兼ねた大会でした。中学・高校連盟、学生連盟、実業団、一般道場全ての拳士が、大分に向けて出場権を獲得するために一堂に会しました
審判会議は朝8時30分より約1時間、入念に行われました。審判団は100名を超える大きな大会です。
まずは「鎮魂行」から
打棒は全日本学生連盟の委員長を務める4年 宇野真里奈です。
そして出場拳士全員での準備運動・基本稽古です
いよいよ競技の開始です
各コートで日体大の現役・OB・OGが大活躍いたしました
そしてOBの多養・久保も杉並永福道院から出場して健闘しました
少林寺拳法特有の競技だと思います。親子の部では親子で、演武競技を行います。
この他に、夫婦の部、や障碍者の部などさまざまなカテゴリーがあります。
多くの拳士が 老若男女、様々なレベル・指向で、少林寺拳法の技法を楽しみます。
2ラウンドでは、運用法(防具を着けて相手と自由に攻防し、有効打を争う)のこのコートに立つためには厳しい予選を勝ち抜かなければなりません。気持ちと気持ちのぶつかり合いが見られ迫力のある種目です
編集者(福家)は演武競技の主審をのほかに男子運用法レフリーを務めさせていただきました
最後は必ずお互いに健闘を称え合います。
デモンストレーションも大いに会場が盛り上がります
まずは東京錫杖研究会による錫杖演武披露
つぎに富士見丘高校の書道部による書道デモンストレーション
成績発表・表彰式
●○●日体大関係成績一覧○●○●
OB・OG
一般男子五段以上の部
第3位 羽生智彦(51代)
一般男子四段の部
第3位 久保風悟(47代)・多養亮平(47代)
男子マスターズ
第2位 荒井英俊(24代)
現役
大学生男子有段の部
第2位 東凌太郎 石橋侑己
第6位 川本響太郎 佐藤伸
本戦出場 上野裕樹 大重雄基
大学生女子有段の部
3位 浮田かんな 真野礼華
大学生男女有段の部
本戦出場 諏訪部詠次 上原茉奈
一般団体の部
第5位 上野裕樹 諏訪部詠次 東凌太郎 浮田かんな 上原茉奈 真野礼華 望月風歌 石橋侑己
世界大会メンバー以外の部員が今回の東京都大会に出場し健闘しました!!
表彰式終了後、7月29日・30日に行われる世界大会の壮行会が行われました。昨年のオールジャパンで日本代表になった多くの日体大の部員が演武披露を行いました。
会場の拳士から激励の拍手が送られました!!
編集者特権で・・
わたしが指導している清瀬高校少林寺拳法部の女子が高校生の部で優勝、3位、5位入賞、男子が3位、6位入賞です
お疲れ様!・・故 大屋先生が楽しみにしていた大会後の反省会もしっかりと同じ店、同じ席で行われました
編集後記
今回の東京都大会も、1500名ほどの出場選手が一堂に会し、観客席の入場券もすぐに完売の状況でありました。少子化が叫ばれる中、小学校入学前の子どもたちから中学生まで、年少部が多く参加し、気合の入った演武をしている姿は、これからの少林寺拳法には明るい将来があると確信いたしました。
今回の大会は、世界大会がすぐに控えているため、世界大会メンバー以外を中心としてエントリーしました。世界大会との調整も難しい中で、よく頑張ってくれました。
しかし、課題を見つけることができた大会でもありました。ほかの学生にも言えることですが、基本動作の足捌きや、身体全体での突き、蹴り、受け、投げる力が少し落ちてきているように思えます。審判団からも「学生のレベルが落ちてない?」との言葉がでました。
地道な基本稽古をしっかりと積み重ねて、王者日体大の伝統を継続していってもらいたいと思います。そして、持てる力をしっかりと本番に合わせて出し切れることが本当の絶対王者になるための条件になります。すぐに世界大会があり、11月には全日本学生と大きな大会が控えています。9月初旬にある夏季合宿をしっかりと乗り越えて照準を合わせてもらいたいと思います。
また、最近卒業した若いOB・OGが、忙しい仕事の合間に時間を作り、練習を行い大会出場をしています。仕事と競技の両立には、強い精神力が必要だと思いますが、細くてもいいので、長く少林寺拳法を続けてもらいたいものです。生涯の修行として少林寺拳法を続けていくことがOB・OGたちの人生にとって財産になると確信しています。
つぎは世界大会での日体大の活躍の様子をお伝えします
文責 福家